院長のコラムColumn

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ヘルペス性歯肉口内炎

どのような病気なの?
38~40℃の高熱が3~4日ぐらい続き、口の中に小さい潰瘍ができます。また、歯ぐきが赤く腫れて出血します。口の中を痛がり、食べられず、よだれが多くなります。
単純ヘルペスというウイルスにより感染し、よだれや使ったタオルなどで人にうつりますので、接触しないようにしたり、使ったタオルは使わないようにしましょう。
子供だけでなく、大人も接触する事で感染します。
お風呂は入っていいの?
高熱があったり、元気がなくぐっりしている時は、お風呂はお休みしましょう。
熱がなく、元気がある時は入ってもかまいません。
どのような治療をするの?
解熱剤や、口の中の痛みを抑えるお薬(飲み薬やぬり薬)で治療します。また、症状に応じて抗ウイルス薬を処方することもあります。口の中の痛みがひどくて
水分がとれない場合、点滴で水分補給をすることもあります。
保育所や幼稚園、学校にはいつから行っていいの?
よだれなどでうつりますので、元気があっても、口の中の潰瘍や歯ぐきの腫れが完全に治るまで、おうちにいましょう。
口の中が痛い時、どのようなものを食べたらいいの?
口の中が痛いので、やわらかくて噛まずに飲み込めるもの(プリンやゼリー、アイスクリーム、冷ましたおじや、とうふなど)がよいでしょう。すっぱいもの、熱いものは口の中がしみて、痛くなるので避けてください。
また、水分(牛乳や麦茶、冷めたみそ汁やスープなど)を十分とりましょう。

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