インフルエンザにかかったら!!
- どんな病気なの ?
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- インフルエンザウイルスにより感染します。その年により、流行は異なりますが、主にA型(新型・香港型)・B型のいずれかが流行します。流行する時期は冬期で、11~12月頃から始まり、翌年の1~3月頃まで患者数が増加し、4~5月にかけて減少するというパターンを示します。
- 主にインフルエンザに感染している人の咳やくしゃみにより感染します(飛沫感染)。
- 潜伏期間(感染している人と接触してから発症するまでの期間)は1~3日です。
インフルエンザかどうかを外来で迅速に診断することができます。
- 症状は?
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※普通の風邪に比べて、症状がひどいのが特徴です。
- 突然38度以上の高熱が出る。
- 発熱が3~5日続く(微熱が続いている場合でもインフルエンザに感染している事があります)。
- 寒気がする。
- 全身がだるく、食欲がない。
- 頭痛、手足の筋肉痛、関節痛、腰痛を伴う。
- 腹痛、嘔吐、下痢がある。
- 咳、鼻水、鼻づまり、のどの痛みがある。
- どんなものを食べればいいの?
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食欲がない時には無理に食べさせないで、水分を少しずつ頻回に与えましょう。嘔吐している場合には、吐かなくなってから消化の良い物を少量ずつ与えましょう。
- どのような治療をするの?
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インフルエンザの場合、対症療法と抗インフルエンザウイルス薬を服用して治療する事があります。
- お風呂は入ってもいいの?
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高熱がある時や咳がひどい時はお風呂を控えましょう。
【対症療法】
症状に応じて、解熱薬や咳止め、鼻水を抑える薬などで治療します。
抗インフルエンザウイルス薬を服用しない場合でも、異常行動が見られないかどうかお子さんの様子を観察する必要があります。
※安静が一番ですのでおうちでゆっくり休みましょう!
どのように予防すればいいの?
- 予防の基本は、手洗いです。
- 人ごみはなるべく避けましょう。
- 出かける時はマスクをするように心掛けましょう。
インフルエンザの流行時期前(11月頃まで)に予防接種を受けると、インフルエンザに感染した時に重症化を予防できます(予防接種を受けたからインフルエンザにかからないとは限りません)。