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「手足口病」にかかったら!!

どのような病気なの?

夏カゼの一種で、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスにより感染します。5~9月に流行することが多いのですが、最近では、生活環境の変化で夏季以外にも流行がみられるようになりました。乳幼児にかかりやすく、以前かかった事があるお子様でも感染する場合があります。

病名のとおり、手のひら、足のうら、口の中に小さな水ぶくれができ、おしりや膝にできる事もあります(手や足の痛みやかゆみは、ほとんど見られません)。口の中の水ぶくれがやぶれて潰瘍ができると、しみて痛いため、食べられなくなったりします。下痢を伴ったり、まれに髄膜炎や脳炎などを起こすこともあります。

どんな治療をするの?

特別な治療を必要としないことがほとんどで、1週間程度で自然に治ります。
症状に応じて、解熱剤や痛み止めのお薬で治療します。口の中が痛くて、水分をとれないような場合には点滴で水分を補給することもあります。

どんなものを食べればいいの?

口の中が痛い時には、熱いもの、しょっぱいもの、すっぱいもの、かたいものは控えましょう。

保育所、幼稚園、学校にはいっていいの?

熱がなく、食欲・元気があり、全身状態が落ちついていれば行ってもかまいません。

こんな状態の時には、もう一度受診を・・・

  • 口の中が痛くて、水分がとれない時
  • 高熱、頭痛、嘔吐が続く時
  • 吐いて、ぐったりしてる時

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